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ここに紹介している物以外にも、様々な詰め物や被せ物の種類があります。新しく出たものが必ずしも良い物ではありません。2〜3年で消えた物もあります。ここで紹介している物はこれから先も継続して治療に使用されると思います。特にデジタルの場合には新しく材料が開発される可能性はあります。 製作方法により材料を分類することが出来ます。@アナログ(手仕事)だけで製作する物には金属のクラウン、ハイブリッド・クラウン、セラモメタル・クラウンがあります。Aデジタルとアナログを組み合わせて製作する物には、オール・セラミック・クラウン(ジルコニア・レイアリング)が挙げられます。Bデジタルだけで製作する物には、ジルコニアが挙げられます。Cアナログでもデジタルでも製作することが出来るのがe.maxです。@Aは1〜2週間の製作期間がかかります。Bの場合にはワン・デイ・トリートメントが可能です。Cはデジタルを選択すれば、ワン・デイ・トリートメントが可能です。よってワン・デイ・トリートメントが可能な物は、ジルコニアとe.maxになります。 審美性に関しては、詰め物にはe.maxの選択が良いと思います。また耐久性を重視する場合にはジルコニアの選択もあります。前歯の被せ物で前歯1歯単独では、ジルコニアにポーセレンを築盛したオール・セラミック・クラウン(ジルコニア・レイアリング)が自然な審美性を表現できます。ジルコニアでのUTML (Ultra Translucent Multi Layeredクラレ・ノリタケ・デンタル)やe.maxでも前歯部に使用することが可能です。ブリッジや奥歯に使用する場合には、ジルコニアは曲げ強さが高く、破折や欠けなどを防げるのでお勧めです。使用する材質は患者様の御希望、咬合状態、経済性などを考慮に入れてご相談させて頂きます。 |
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