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治療の流れを、模型と実際の患者さんの写真を用いて把握して頂こうと思います。当院にはデジタル技工ができる専属の技工士がいるため技工操作も紹介致します。
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STEP1 コンサルテーション |
患者様の病態の診断や治療ゴール、そこに到達するための治療計画などを提案、助言させて頂きます。レントゲン写真や口腔内写真をお見せしながら、お口全体の清掃状態や、むし歯・歯周病、あるいは咬み合わせの状態をご説明し、治療方針等についてわかりやすくお話しします。患者様が考えていることやお悩み、不安などがありましたら、お気軽に何でもお話しください。
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STEP2 スキャンの前準備 |
口腔内スキャナーで、歯を削った部分を含めた上下の歯と、噛んだ状態の嚙み合わせをスキャニングします。 *スキャンしたデータを用い3Dプリンタで歯の模型を製作出来ますが、確認のために、削った部分だけ型を取る場合もあります。
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STEP3 製作する技工士の立ち会い |
スキャニング終了後、技工士がスキャニングデータを確認します。色見本から歯の色に合う物を選び、デジタルカメラで写真を撮影します。
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STEP4 スキャニングデータを技工室へ |
口腔内をスキャンしたデータを技工室のパソコンに送信します。
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STEP5 被せ物や詰め物のデザイン |
Exocad(技工物のデザインソフト)を用いて技工士がパソコン上で被せ物や詰め物のデザインをします。
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STEP6 ミリングマシンの準備 |
デザインが終了したデータはhyperDent(CAM用ソフト)を用い、パソコン画面上でセラミック材料のディスクやブロックの位置を決めて配置します。
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STEP7 ミリング |
ミリングマシンにセラミックのディスクやブロックをセットし、削り出しをスタートします。
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STEP8 クリスタライゼーション(e.max) |
ミリング終了後、ミリングマシンの中のブロックから被せ物を取り出します。この時点では紫色で、曲げ強度は130〜150MPaでクリスタライゼーションが途中の状態です。シンタリングファーネスに入れ840℃で58分焼成することで二ケイ酸リチウム結晶が成長し、物理的強度も360MPaになり、歯の色に変化します。
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STEP9 シンタリング(ジルコニア) |
ミリング終了後、ミリングマシンの中のディスクから被せ物を取り出します。この時点ではジルコニアは半焼結状態で白いチョークのような物です。シンタリングファーネスに入れ、約1500℃で焼成することにより、体積が20%収縮します。シンタリングでジルコニア本来の物理的強度になります。
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STEP10 口腔内ステイン |
実際に口の中で被せ物や詰め物の嚙み合わせを調整した後、表面にセラミック色を塗り、患者様にも確認して頂きながら最終的な色合わせをします。その後850℃で焼成します。
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STEP11 仮着・接着 |
被せ物の色や形態を確認したい場合には、仮付けにして帰宅して頂き、数日後に接着します。お忙しい方や、ワン・デイ・トリートメント(即日治療)希望の患者様は当日接着します。
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